2025年度
一般社団法人摂津青年会議所
スローガン
感謝
理事長所信

第51代理事長 橋本 祐介
【はじめに】
昨年、一般社団法人摂津青年会議所は創立50周年の節目の年を迎えました。
先輩諸氏が50年間築き上げてこられた歴史があるからこそ、こうして私たちが新たなる半世紀への一歩を踏み出せることに感謝いたします。私は入会してから多くの役職を経験させていただく中で様々な気づきや学びを得ることができました。今こそその経験を生かしこの先、5年後10年後の摂津JCのあるべき姿を見据え、次の世代に繋げていくことこそが私の果たすべき使命と奮起し、JC運動を展開してまいる所存です。
【未来へ紡ぐ会員拡大】
近年、全国の青年会議所にとって会員拡大は重要な課題となっており、摂津JCもその例外ではありません。人口減少や社会的な環境の変化等、様々な原因は考えられますが、安定して会員拡大を行っているLOMも実在しています。本年度、摂津JCは期首会員20名でのスタートとなり、このままの状況が続けば 3 年後には組織の存続も危ぶまれことになりますので、メンバー一人ひとりが危機感を持ち会員拡大に努めなければなりません。ですが、LOMの継続が不安視されるから会員拡大に力を入れるのでしょうか。私はそう考えていません。なぜなら人は、人との繋がりの中でこそ成⾧するからです。同世代の青年経済人が集う団体だからこそ、様々な悩みを抱え苦しんでいる仲間の気持ちを自分事のように考えることができ、成功例を身近に学ぶことができます。会員数が増えるということはメンバー自身の成⾧に繋がり摂津JCの発展に繋がると確信しております。存続するためのJCではなく人が成⾧するための LOM をつくるべく、本年度は全ての運動や活動の根幹に会員拡大を置くことで、メンバーがあらゆる角度から会員拡大について考え分析し、内部育成セミナーや対外事業としての公開例会等を実施することで会員拡大へとつなげてまいります。
【明るい豊かなまちづくり】
「明るい豊かなまちづくり」とは、あらゆる世代の人たちが希望を持ち、未来に期待がもてるようなまちづくりではないでしょうか。実現するには市民、地域の企業そして摂津市で活動している諸団体の皆さまとの協調性を高めて地域に根ざした運動、活動を行わなければなりません。そして、重要なのは私たちJAYCEE が新たな価値観で地域をリードし、摂津JCの存在価値を高めるためにもそれら運動の主導者にならなければなりません。摂津青年会議所創立50周年式典の際にはたくさんの摂津市諸団体の方にご列席いただきました。
本年度は皆さまに、感謝の気持ちを持ち恩返しするべく例年以上に地域の皆さまとのパートナーシップを強固にして、様々なまちの事業等に積極的に参画いたします。また、そこで培われた互いの信頼を活かして諸団体と連携したまちづくり運動を展開します。
【未来を担う新時代】
「未来を担う新時代」とは、若者たちの能力や価値観を社会が尊重したうえで、彼らを支援することで今までに無い視点を育み、そこから新たなイノベーションを創出し、それが仕組みとなってより良い社会へと変化することです。目まぐるしく変化する社会において、若者たちの視野を広げ行動へとつなげる運動を展開することは持続可能で繁栄した未来を築く基盤となると考えます。私たち青年経済人は新世代を育てるために、革新者であり、持続可能な地域や社会をつくるリーダーとして⾧期的な視野で物事を考えてまいります。
本年度は青年経済人であるメンバーがビジネスの視点から社会課題を捉えて解決へと導き、また、利益だけでなく自身の社業や地域の企業へ社会的価値を創造する青年経済人として、社会貢献とビジネスの両立を目指します。
【的確な広報発信】
昨今、AI の進化により広報の手法も様変わりし摂津 JC も遅れをとらず広報発信をしてきました。しかしJCの広報に重要なことは「誰に、何のために何を」伝えるのか、それをメンバーが考えて、明確にして実践することです。今一度、広報発信の在り方をLOMとして考えて、受け手の立場や求めている情報に適した発信をしてまいります。それが会員拡大ひいては組織発展に寄与することと確信しております。
【むすびに】
人は自分一人で物事を成すことはできません。必ず誰かの助けのもと成り立っています。家族、社業、摂津市諸団体、諸先輩方、そしてメンバーの皆さまに対し感謝の心を忘れずJAYCEEとして誇りをもち「明るい豊かな社会」が実現することを信じ、強く、やさしく。
これが一般社団法人摂津青年会議所第51代理事⾧橋本祐介としての想いです。メンバーの皆さん一緒に明るい未来を築きましょう。
JCI摂津各委員会
JCI摂津組織図
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